作業療法士
2021年 入職
岡山博愛会病院 勤務
その人にとっての生活や将来の一部に携えることがやりがい
部活動で怪我をしてしまったことがきっかけです。その際に対応して下さったのがリハビリの方でした。その方は治療だけでなく、怪我をして落ち込む私に親身になって話を聞いて下さりました。そのお陰でつらかったリハビリをなんとか乗り越えることができました。
元々「何か人の役に立てる仕事につきたい」と考えていましたが、将来の夢は決まらずに学生生活を過ごしていました。そんな中でリハビリという職業と出会い、さらに調べる中で作業通して楽しみながらリハビリを行い、人の人生に携われるという良さを持つ作業療法士を見つけました。この職業なら人の役に立てる素敵な仕事だと思い目指すようになりました。
数ある病院の中から自分に合う職場を見つけることはとても大変だと思います。正直、私も当時は迷っていました。そんな中私が当院を選択する決め手となったのは、当院の雰囲気です。見学に行った際にどの場所からも笑顔で大きな挨拶が聞こえてきました。スタッフも患者さんも笑顔が多いこの空間で私も働きたいと思いました。実際に働いてみると「自分のして欲しいように人にしてさしあげる」という理念を胸に働いている方がとても多く、私もそうなりたいと考えるようになりました。
実際に見学に来ていただき、私と同じように自分の働く姿をイメージしていただけたら嬉しいです。
働き始めて2年になりますが、沢山の患者さんと関わらせていただきました。患者さん一人一人の事について考え、その人に合ったリハビリを提供する事は安易なことではありませんが、その人にとっての生活や将来の一部に携えることにとてもやりがいを感じています。
生活をしていく為の能力を維持・向上するには、役割・生きがい・周囲の環境がとても大事であると考えます。その方を取り巻くもの全てに目を向け、その人がその人らしく生活し続けらるように日々奮闘したいと考えています。沢山の患者様と関わらさせていただき、多面的な視点が持てたのもこの職場のおかげだと感じています。